チャンネルの戦略設計とは?
戦略設計とは、
「チャンネルの方向性を定めること」です。
何も考えずに、
ただ「おもしろそうだから」という理由だけでチャンネルを始めても、
うまくいく可能性は限りなく低いです。
チャンネルの方向性を決める理由は…
チャンネルに一貫性を持たせるためです。
チャンネルに一貫性を持たせると、それぞれのメリットがわかります。
それでは一つずつ説明していきます!
運営側目線のメリット
まず運営側のメリットは、
YouTubeを始める目的は、人によってさまざまだと思います。
- 広告収入で稼ぎたい
- 事業の売上を拡大したい
- 有名になりたい
- 自分のブランドを持ちたい 等
YouTubeは目的次第で、どのように運営するかという戦略が大きく変わります。
目的に沿った戦略設計をして、チャンネルの方向性を定めることで、目的まで最短距離でたどり着くことができるのです。
方向性とともに、やらないことを決める!と余計な選択肢を排除でき、
目的達成に必要なことだけに注力できるから、最短距離で目的達成をすることができるのです。
だからこそ、この戦略設計が何よりも重要です。
この戦略設計が間違っている、もしくは設計をしないと、
何のために運営しているかわからない、
非効率なチャンネル運営をすることになります。
視聴者目線のメリット
視聴者目線でのメリットは、
チャンネルのトップページを見て5秒以内に
何を発信しているチャンネルかわからないチャンネルは、
残念ながら、チャンネルは伸びにくいです。
視聴者は次の流れで、チャンネル登録をしてくれます。
- 動画を発見する
- 動画を視聴する
- チャンネルを見に行く
- チャンネル登録をする
それぞれ順番に追っていきましょう。
①動画を発見する
まず、視聴者は何かしらの問題(悩み)を抱えていて、問題解決をするためにYouTubeで動画を探します。
いやいや!
ただなんとなくYouTubeを開くこともありますよ!
という人も
「暇」という問題を解決するために、動画を視聴します。
何であれ、視聴者は問題解決のために動画を視聴しているのです。
その過程であなたの動画と出会います。
②動画を視聴する
自分の抱えている問題を解決してくれそうな動画に出会ったら、視聴者は動画を視聴します。
このとき、視聴した動画が自分の問題を解決してくれ、満足したら、視聴者は次のステップに進みます。
- 満足した場合:他の動画を探しにいく
- 満足度が高い場合:この時点でチャンネル登録をしてくれる♪
- 満足しない場合:動画から離脱…戻ってこない。
③チャンネルを見に行く
視聴者は、無事動画を視聴して満足をしたら、チャンネルのページを見に行きます。
なぜなら、自分の問題をひとつ解決をしてくれたことによって
「他に抱えている類似の問題も解決してくれるのではないか?」
という期待感を抱くからです。
この記事を見ているあなたも少なくとも
今は「YouTubeチャンネルの伸ばし方」に関心があるはずです。
そこで、「YouTube再生数が5倍になるタイトルの付け方」
とサムネを見て、動画を視聴します。
その動画に満足したら、
あなたは、チャンネルのページを見て「他にも良い動画はないか?」と確認するはずです。
④チャンネル登録をする
視聴者はチャンネルページを見て
「このチャンネルを見ておけば、今後も自分の悩みを解決してくれそう」
と感じたら、チャンネル登録します。
「YouTubeチャンネルの伸ばし方」に関心があるあなたは、
「絶対にやってはいけないサムネTOP5」
「チャンネル登録率を3倍にするフレーズ」
などの
動画が目に入ったら、チャンネル登録をしてしまうのではないでしょうか?
ですが
もし、このときに、「vlog #3」や「ドッキリしてみた!」
のような動画があったらどうでしょう?
そしてチャンネル登録を解除してしまうのです。
だからこそ、チャンネルに一貫性を持たせて、
チャンネルを見た瞬間に何が得られるのかがわかるようにする必要があるのです。
チャンネルを見た瞬間に
「何のチャンネル???」と考えさせた時点で「負け」なのです。
くり返しになりますが
チャンネルのトップページを見て5秒以内に
「何が得られるかわかる」ようにしましょう!
戦略設計で決めるのは次の項目です。
次回の記事でお話していきたいと思います。
- チャンネル運営の目的
- ターゲット
- ターゲットのニーズ
- 投稿する動画の方針
- チャンネルのコンセプト